「私は便秘じゃないです。

だって、毎日出てますから」

これは、本当によく聞く言葉です。
でも実は――
毎日出ていても、便秘の人はたくさんいます。

え？どういうこと？と思いますよね。

便秘は「出ないこと」だけではありません。
大切なのは、出た“あと”の感覚。

・スッキリしない
・残っている感じがする
・お腹が張る
・量が少ない
・硬くて出づらい

これ、全部
腸が本来の力を発揮できていないサインです。

腸の役割は、大きく2つ。
① 体に不要なものを外へ出す
② 腸内細菌と一緒に、体の調子を整える

でも、
食物繊維が足りなかったり
水分が少なかったり
忙しさやストレスが続いたりすると
腸は「出す力」を弱めてしまいます。

そこで大切なのが、
便の“状態”を見ること。

理想とされるのは、
・バナナ状
・力まず出る
・出たあとに軽さを感じる

もし「毎日出てるけど違うかも…」と感じたら、
それは体が出している、ちゃんとしたサイン。

腸活は、特別なことをしなくて大丈夫。
まずは
✔ 自分の便を知る
✔ 食事を少し意識する

それだけで、腸はちゃんと応えてくれます。

明日は、
「じゃあ何を食べれば腸は動くの？」
についてお話しします。