2025/12/25 08:00

「食物繊維を摂りましょう」
この言葉、もう聞き飽きましたよね。
でも実は、
食物繊維にも“種類”があること、
ちゃんと知っている人は多くありません。
■ 食物繊維は2種類ある
食物繊維は、大きく分けてこの2つ。
① 不溶性食物繊維
・水に溶けない
・便のカサを増やす
・腸を刺激して動かす
→ きのこ、野菜、豆類などに多い
② 水溶性食物繊維
・水に溶ける
・腸内細菌のエサになる
・便をやわらかくまとめる
→ 海藻、果物、発酵性の繊維など
■ どっちが大事?答えは「両方」
よくある勘違いが、これ。
「不溶性は便秘に悪い」
「水溶性だけ摂ればいい」
どちらも 半分正解・半分間違い。
腸が本当に喜ぶのは、
この2つが“一緒にある状態”。
■ 不溶性だけだと、こうなる
不溶性食物繊維は、
腸を動かす力は強い。
でも、
・水分が足りない
・腸内細菌が元気じゃない
この状態で不溶性ばかりだと、
✔ お腹が張る
✔ 余計に出にくい
✔ コロコロ便
になりがち。
■ 水溶性があると、腸は落ち着く
水溶性食物繊維は、
腸内細菌のエサになり、
腸内環境を整える役割。
さらに、
便の水分バランスを整えて
「ちょうどいい形」に導く。
■ 腸が喜ぶ黄金バランス
ポイントはこれ。
「動かす」不溶性
+
「整える」水溶性
この両方がそろうと、
腸はスムーズに働きます。
■ 毎日の食事で意識したいこと
・野菜やきのこで不溶性
・発酵性の繊維や水溶性も意識
完璧じゃなくていい。
「今日はどっちも少し入ったかな?」
この意識だけでOK。
腸活は、
量よりバランス。
明日は、
「じゃあ、忙しい毎日でどうやって続ける?」
そこを一緒に考えます🍄
